タンザン鉄道の夜〜タンザニアからザンビアへ①
ハバリー!
どうもかなりです。
いよいよアフリカのメインイベント?であるタンザン鉄道の旅が始まりました(´∀`*)
今回は1週間前にダルエスサラームで出会ったえりさんと共に2泊3日の鉄道旅をします!
えりさんはザンジバル島へ、私はモシに行くことにしていたので、また1週間後に再会する約束をしていたのです。
無事に再会を果たし、水やフルーツを買い込んで準備万端な状態で再びタザラ駅に向かいます。
私ちちは出発の30分前には着き、後は電車が発車するのを待つだけとなったんですが、そう、そうなんです私たちが持ってるチケット2等seaterなんです…
(詳しくは前の記事をみてください)
「いつ移れるかな…」
「出来るだけ早く移れるといいね…」
なんてゆう会話をしながら待っていると、
アナウンスが入り、他の乗客が一斉に動き始め、いよいよ乗り込む時間がやってきました。
電車に乗る直前に、えりさんがエジプトで一度会ったことがあるという、かっちゃんさんとたまたま合流して一緒に向かいました。
ホームに入ると一度止められ、荷物を一列に並べるように指示されました。
メインバックもサブバックもです。
何が始まるのかなぁと見ていると、ポリスマンが犬を引き連れて鞄の匂いを嗅がせていきます。そう、恐らく麻薬検査です。他のブログに書いてなかったのでびっくりしましたが、意外と厳しいんですね…
マリファナとか吸う人は気をつけてください( ̄∇ ̄)
何事も無く終わった私たちはいざ!電車の中へ。
インドのジェネラルを予想してた私たちは、思ったより全然広くて綺麗で座席も決まってある車内を見て安心しました。
でもこれで2泊3日はキツイ…
早速駅員さんに寝台移りたいんだけど…と相談すると、今はフルだ。もう少し進んで空きが出来たら教えるよ。
と言われました。まあそうですよね(笑)
というわけで気長に待つことにした私たち。
夕飯食べたり、寝たり、途中切符が被ってる事件があったり…(座席番号が全く同じおじさん2人が現れ、ヤバイってなったけどちょうど隣の席が空いていたので無事解決。)
そして午後11時を過ぎた頃、食堂車で横になっていたら、誰かに起こされて
「席空いたわよ。移る?」と駅員さんに言われ
「移動する!!!」と即答で答えました(笑)その後すぐにえりさんを呼び、1人追加で22000シリングを払い、無事に1等寝台に移ることが出来たのでした!
思ったより早く移動できて良かった( ˊ̱˂˃ˋ̱ )
1等はコンセントもあるし、もう快適!
えりさんは移動して速攻眠りについておりました(笑)
タンザン鉄道の夜
1等に移ったのは、ちょうど午前12時ごろでした。
ふと窓の外を眺めると、満点の星空が広がっていました。
周りは真っ暗で、とても良く星が見えました。
輝く星の下を走る列車の様が
まるで、宮沢賢治が描いた銀河鉄道の夜の世界に迷い込んだようでした。
いつかこの列車が空を飛び出すのではないかと1人でワクワクしてました(笑)
賢治さんの想像力って本当にすごいなって考えたり、
この星を大切な人と見れたらいいのになって
ちょっとセンチメンタルなこと思ったり、
でもこうやって1人で静かに星を見てる時間もけっこう好きで、
なかなか良い時間でした。
名残惜しかったけどずっと見てるわけにもいかないので寝る前に
神さま、こんな素敵な景色に出会わせてくれてありがとうって心の中で呟いて
部屋に戻りました。
チケット被ってる事件はあったものの、
変なとこで長時間止まることもなく、無事に1等に移れて幸先良いスタートとなった1日目。
明日はどんな景色や人に出会えるのかな。
楽しみですね。
では今日はこの辺で!
おやすみなさい🌙